不安を解消!メンタル不調者への初回面談の基本と実践

こんにちは!産業保健師のなのんです!
メンタルヘルスに不調をきたす従業員は、年々右肩上がりに増えており、メンタル不調者の対応の最前線にいる企業に所属する産業保健師さんは、メンタル不調者の対応に苦慮しているケースも多々。
産業保健師1年目の方からこんなご相談をいただきました。

来週、初めてのメンタル不調者の保健師面談を行います。
とても緊張していて、ちゃんとできるか不安です。
面談で何を聞いたらいいかアドバイスをいただけますでしょうか?



最初は何を聞けばいいのか
どう判断すればいいか迷いますよね。



メンタル対応に自信がありません。
今の職場ではメンタル対応をすることが少ないので、



メンタル対応をする機会がないと本当にこれでいいのかなあと
不安になりますよね。
産業保健師として初めてメンタル不調者の面談を行う際、不安や緊張を感じることは当然です。しかし、適切な準備と心構えがあれば、相手の心に寄り添いながらも産業保健師としての役割を果たし、自信を持ってメンタル対応することができます。
今回は、
- メンタル対応における産業保健師の役割を理解する
- メンタル不調者への面談の目的を明確にする
- 面談前の準備
- 初回面談での最低限「聴取事項」
- 保健師面談時の注意点
- 保健師面談後にすべきこと
について徹底解説していきます。メンタル対応に不安を抱える産業保健師さんはぜひ実務に落とし込んでみてください!


- 新卒から産業保健師歴約15年
- 産業保健師としての企業での活動実績
- 産業保健体制の立ち上げ支援 4社
- オンライン健康セミナー 約10回/年
- メンタル&フィジカルの保健師面談 約30件以上/年
- 営業職・研究職・臨床検査職・事務職・配達業務職・小売業・物流センター・製造業・金融業・IT企業など様々な職種の従業員に対して産業保健サービスを提供
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産業保健師の役割を理解する


産業保健師がメンタル不調者の面談において果たすべき役割は以下になります。
従業員の自己管理支援
従業員が自身の健康状態やストレスを理解し、自ら適切な対処を行い、改善する方法を見つけられるよう支援します。
- 具体例:
- メンタル不調者の面談を通じて、ストレス対策や生活習慣の改善をアドバイスする
- 適切な医療機関を受診できるようサポートする
関係者への支援
人事、上司、産業医などが適切に連携し、従業員をサポートできるよう情報提供や助言を行います。
- 具体例:
- 面談内容を適切に共有し、産業医による就業可否の判断や業務負荷の調整を検討するためのサポートをする
- メンタル不調者と「上司・人事・産業医」への橋渡しとなる
- 職場内の課題を把握し、環境改善のための提案を行う



上記の産業保健師の役割を意識しながら
面談に臨みましょう!
メンタル不調者への面談の目的を明確にする


メンタル不調者との面談は、単なる聞き取りではなく、以下の目的を持って行われます
- 現状の把握:現在の症状や健康状態、生活状況、仕事の状況などを把握する。
- 支援の必要性の評価:必要なサポートや保健指導、受診勧奨、産業医面談や配慮の必要性を判断する。
- 休職や業務継続の可能性の検討:産業医や人事・職場と連携し、就業可否や職場での対応策を検討する。
この目的を明確に持つことで、面談内容がブレずに的確なアプローチができます。



メンタル不調者の面談には上記目的を意識するだけでなく
各面談での目的とゴールを必ず設定して、面談に臨みましょう!
面談前の準備





面談前に準備することはありますか?



ありますあります!!!
面談前の準備をしていないと、保健師面談の時間が間延びし、従業員の時間を奪うことになりますし、職場を抜ける時間が長いとその分を他の従業員が補わなければならず、職場にも迷惑がかかります!
事前情報の収集
特に人事や上司から保健師面談の依頼があった場合は、以下の情報を人事情報や組織図、人事or上司から確認しておきましょう
- 面談依頼の経緯・面談の目的
- 不調者の所属、職種、業務内容、入社年度、異動の有無
- 最近の職場での様子(欠勤状況や仕事のミス、職場の人間関係など)
- 上司が本人に対して気になっていること
- 診断書の有無 など
また、保健師が持っている健康データからも以下の情報を確認しておきましょう
- 過去の健康診断の結果やストレスチェックの結果
- 過去の相談履歴 など
面談環境&日程調整
相手がお話ししやすい環境や日程を整えます。
- 静かでプライバシーが確保された面談室の確保
- 本人と面談日程の調整
- 本人と連絡が取れない場合は、担当者や上司と日程調整



会社によっては、産業保健師や産業医が人事や総務などのフロアの一角で働くケースがあり、産業保健スタッフの個室がない(健康管理室のような一室を与えられていない)場合があります。
必ず面談の際や個人情報を扱う際は、会議室や個室を確保してから面談や電話対応を行うこと!
自分自身の心構え
初心者である自分を過度に責めず、産業保健師の役割を担い、相手が話をしやすい雰囲気を作ることが最優先という気持ちを持ちましょう。
そのための事前準備をしっかり行なっておきましょう!
その他
メンタル対応の基礎知識やロールプレイで面談のイメージを持っておくこと、よりスムーズな対応が可能です。
基礎知識をアップデートする
- まずは書籍やガイドラインに目を通す
- 日本労働安全衛生総合研究所のメンタルヘルス指針や、厚労省の『こころの耳』など。
- セルフケアやストレス対処法などの書籍を読んでおく
- eラーニングや研修を活用
- 産業保健師向けのメンタルヘルス研修(認定資格コースなど)を受講して、体系的に学ぶ。
- 各都道府県のさんぽセンターのセミナーを利用する
ロールプレイやケーススタディで“場慣れ”する
- 同僚や先輩、同じ部署のメンバーと模擬面談
- 「悩みを聴く」「共感する」「次のステップを提案する」までの流れを練習。
- 過去事例を振り返る
- 自社や業界の簡易ケースを集め、どう対応するかグループディスカッション。
- ロールプレイが学べる研修へ参加する



なのんがご提供している産業保健師育成プログラムの講座でも
事例検討で場慣れする機会をサポートしています!
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初回面談での最低限「聴取事項」





面談でどんなことを聞いていいのか分かりません、、



以下は、最低限聴取しておくことをお勧めします!
特に経過はとても大事で、マストです!
経過に関すること
経過に関しては、特にしっかり聴取することが大事です!
経過の聴取が重要な理由
- 症状の変化を把握するため:いつから体調不良を感じ始めたのか、どのように症状が変化してきたのかを知ることで、状態の深刻度やタイミングを評価できます。
- 原因やトリガーを特定するため:仕事の変化や人間関係の問題など、症状が悪化する要因を見つける手がかりとなります。
- 支援の必要性を明確にするため:症状が続いている期間や頻度を把握することで、どのような支援が必要かを判断できます。
経過の聴取事項
- 体調不良を感じ始めた時から現在までの経過
- 具体例:いつ頃から体調不良を感じていたのか、きっかけは何かあったのか
- 保健師面談に至った経緯
- 具体例:人事からの勧められたのか、上司から勧められたのか、本人が希望したのか、何かを見て保健師面談を受けたいと思ったのか
疾病に関すること
特定の疾病リスクや遺伝的要因、最近の身体的な健康状態を把握し、メンタル不調との関連を探る手助けとなります。
- メンタルの既往歴や家族歴
- 健康診断の結果
家族に関すること
家族関係やサポート状況がメンタル不調の原因や回復に影響を与える可能性があります。家族構成や生活状況を把握し、孤立している場合は実家への協力が得られるのか確認し、追加のサポートが必要か検討します。
- 家族構成や同居家族の有無
- 最も連絡をとっている家族はどなたですか?
- 配偶者は働いているか?
- プライベートのストレス
業務歴と職場環境
職場のストレス要因を特定し、業務負荷や人間関係の問題が症状に影響しているかを確認します。また、上司や同僚との関係や相談できる相手がいるかを確認することで、職場でのサポート体制も評価できます。
- 入社年度や職種、現在の業務内容
- 仕事のストレス
- 残業時間
- 職場で相談できるキーパーソン
- 職場の人間関係
体調と生活習慣
睡眠や食欲の状況を確認し、不調の原因や改善策を探ることができます。希死念慮や体調の変化から、自殺リスクの評価をします。
- 現在の症状
- 顔色や整容
- 体調の点数化(良かった時を100点とすると今は何点ぐらい?その理由は?)
- 睡眠習慣や食欲
- 最近の休日の過ごし方(寝て過ごすことはないか)
- 通院頻度や服薬状況
- 希死念慮(死にたいと思うことはあるか)
- 飲酒習慣
- 喫煙習慣
主治医や本人の希望
主治医の意見を踏まえ、職場でできる対応策を検討します。本人の希望や意向がはっきりしていない場合もあるため、話を聞きながら明確にしていきます。
- 主治医の意見や治療方針
- 本人の希望(休職したいのか、治療しながら働きたいのか)
聴取すべき事項を明記し、PCを持ち込んで面談に臨む
保健師面談を行う際、皆さんは記録をどのように取っていますか?
手書きのメモを取る方も多いかもしれませんが、手書きメモの紛失リスクや記録作業の効率性を考えると、手書きのデメリットが大きいです。
そのため、PCを使ってWordやドキュメントまたは健康管理システムに直接入力しながら面談を進める方法を取るようにしてください。
PCで記録を取るメリット
- 記録の正確性が向上する
手書きのメモでは、後から読み返したときに内容が曖昧になってしまうことがあります。しかし、PCで入力すれば、重要なポイントを明確に記録でき、情報の抜け漏れも防げます。 - 記録作業の効率が上がる
面談終了後に手書きメモをPCに転記する作業が必要最小限になり、時間を大幅に短縮できます。その分、他の業務やフォローアップに時間を充てることができます。 - 過去の面談記録をすぐに確認できる
Wordやドキュメント、健康管理システムで記録を保存しておけば、検索機能を活用して過去の面談内容をすぐに振り返ることができます。これは、継続的なフォローが必要なケースにおいて特に有効です。 - ペーパーレス化に貢献
紙の資料を減らすことで、保管スペースの削減や環境負荷の軽減にもつながります。 - その場で情報を調べて伝えられる
PCを使用することで、保健師が分からないことをその場で調べて適切な回答を提供できます。従業員の疑問に即座に対応することで、信頼関係の構築にもつながります。
PC使用に対する相手の理解を得る方法
面談中にPCを使うと、産業保健師さんの中には「ちゃんと話を聞いてもらえてないと思われるんじゃないか」と不安に感じる方もいると思います。



心理的な距離が生まれやすいんじゃないでしょうか?
深い共感が伝わりにくいことで、
聞いてもらえていないと感じる方がいるのではないでしょうか?



私は、これまで一度もそのようなお声を従業員から聞いたことはありません。
会社員として働いている産業保健師はタッチタイピング(ブランドタッチ)ができることがベースとして求められており、タッチタイピング(ブラインドタッチ)の練習をするように強くおすすめしますが、難しいという方もいらっしゃると思います。
そのため、以下のような一言を添えると安心感を与えられます。



「これまでの経過やお話を正確に記録し、◯◯さんの今後の最善の支援に繋げたいと思いますので、PC に残しながらお話を聞きたいのですが、よろしいでしょうか?」



「PCに記録しながら進めて頂ければと思いますが、万が一気になることがあってたら、いつでも遠慮なく言って下さいね。」
また、適宜相槌を打ち、目を見て話す時間を意識することで、「聞いてもらえている」という安心感を持ってもらうことができます。
PCを使いながら面談を行うことで、業務効率を向上させるだけでなく、記録の質だけでなく、保健師面談の質の向上にも寄与します。
PCを持ち込み、面談記録を入力しながら、保健師面談をしよう!
メンタル不調者への保健師面談の面談記録のサンプルはこちら👇
面談記録のサンプル
保健師面談時の注意点





メンタルの面談は毎回とても緊張しています。
なのんさんは、メンタル不調者の面談をたくさん経験されていると思いますが、注意点などありますか?



私は以下の点を特に意識しています!
保健師面談の最初に同意をとる
面談の前に、「面談内容は◯◯のための支援を関係者でサポートするために共有します」と、報告の意図を説明する。個人情報を守りつつ、業務に必要な部分だけを伝えることを強調します。
また、「どのような情報を共有するのか」などフィードバックする内容を具体的に伝えます。詳細な内容を伝えるのではなく、体調や本人が考える業務上の支障、本人の意向など限定的な内容の共有と説明した上で、同意を得てからメンタルの保健師面談を実施。
心の中での決めつけない
「どうせ相手は変わらないだろう」「アドバイスしても実践してくれないだろう」「実践できないだろう」と思って保健指導をしていると、保健指導に手を抜いたり、「難しいですよね〜」っという共感する言葉だけの保健指導になります。
また、心の中での決めつけは、相手にも無意識に伝わり、相手の行動変容への意欲を阻害してしまいます。
過剰な専門用語の使用をしない
専門用語の多用は、従業員が内容を理解できないため、分かりやすく、誰でも理解できる言葉で説明すること。
- 具体例とその説明
- リワーク:少しずつ仕事に戻れるよう、リハビリのようなプログラム
- バーンアウト:仕事や日常生活での疲れがたまりすぎて、エネルギーを失ってしまった状態
- セルフケア:自分を労るための方法
- 認知:物事の捉え方
- スキーマ:過去の経験や思い込みが影響して、今の気持ちや考えに影響している
- リフレーミング:物事を別の角度から見てみる



専門用語が出た瞬間に、専門用語に意識がいってしまい、
耳を塞いでしまうこともあるので要注意!
従業員への肩入れをしない
可哀想だからと従業員の行動を過剰に擁護したり、従業員の訴えをそのまま受け入れて、一方の意見だけに基づいた偏った判断をしないこと。



可哀想だからと肩入れするのはNG!
従業員がモンスター化してしまった場合、産業保健師が従業員側により過ぎてしまうと、職場も産業保健師自身も従業員に振り回されてしまいます。
その他:小さな成功体験を積み重ねる
- 軽度の悩み相談から着手
ガッツリ休職前&復帰後の保健師面談ではなく、健康相談や事後措置などで「眠れない」「仕事の進め方が分からない」など日常的な悩みを受け、対応してみる。 - フィードバックをもらう
上司や先輩に振り返りを依頼し、改善ポイントを見つける。



もっと保健師面談スキルを高めたい方は、
以下の記事をご意識しながら、保健師面談を
行ってみてくださいね!
\ 保健師のための面談スキルを鍛えよう/


保健師面談後にすべきこと





面談後は、面談記録の作成があるかと思いますが、
記録の作成以外にすべきことはありますでしょうか?



記録の作成以外にもやっておくべきことはあります!
保健師面談後は、「面談記録の作成」「上司や人事との連携」「フォローが必要な場合は、継続フォロー」を行っていきましょう。
面談記録の作成
- 面談内容を的確に記録し、主観的な評価ではなく、事実ベースの記載を心がける
- 面談記録は、裁判になった時に提出できるくらい誤字脱字や分かりづらい文章がないようにしましょう
- 面談記録の共有範囲を明確化する
- 基本的に産業保健スタッフ内のみの共有を前提とする
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上司や人事との連携
- 必要に応じて、職場環境の配慮(業務負荷の軽減、配置転換など)を検討する場を設ける
- 面談で得た情報のうち、共有が必要な内容のみを適切に共有する
継続的なフォロー
- 定期的な面談や連絡を通じて、状態の変化を把握する
- 不調の要因が職場にある場合は、職場環境や業務内容の見直しを講じる
- 保健師による継続的なフォローの中で、本人より再発防止策を考えてもらう
- 必要に応じて、社内カウンセリングサービスやEAPプログラムを案内
定期的に振り返りと自己評価をする
- 事後レビューを習慣化
- 面談後に対応を振り返り、良かった点・改善点を見つける
- 面談記録を定期的に見返し、良かった点・改善点をノートにまとめる。
- 保健師間で事例検討する
- 数値化できる指標を持つ
- 相談件数、解決率、利用者の満足度など、成長を実感できる数値を設定。
自分自身のメンタルケアも忘れずに
- セルフケアプランを設計
- 定期的な休息や休憩をとる習慣を作る。
- できる限りメンタル面談を金曜日に入れない。※対応がうまくいかなかった場合、土日も考えてしまうことを防ぐ。
- メンタル面談を1日に詰め込みすぎない。
- “助けを求める”勇気を持つ
- しんどくなった場合は、社内外の相談窓口へ相談
- 先輩産業保健師に相談する。



しんどくなった際は、
なのんが開催している「つながる産保カフェ」に参加
してあーだこーだお話しましょ!
まとめ
いかがでしたか?
初めての面談は誰でも緊張するものですが、最初から完璧である必要はありません。大切なのは、「この人は私の話を真剣に聞いてくれる」「信頼できる」と相手に思ってもらえることです。産業保健師としての経験は積み重ねであり、面談を通じて少しずつスキルが向上していきます。
メンタル不調者への対応は非常に繊細ですが、その分やりがいのある業務です。自分ひとりで抱え込まず、先輩や同僚、上司や産業医などと連携しながら進めていきましょう。



自分自身がちゃんとやらなきゃにフォーカスしがちですが、
保健師面談は、相手にフォーカスすることです!
自身が緊張してしまうと相手にも伝わるので、優しい雰囲気で臨みましょう!
産業保健の実務に関するお悩みがある方は、育成プログラムに参加することで新たな気づきや解決のヒントが得られます。みんなと一緒に成長していきましょう!
産保ゆめUPスクールでは、産業保健師の基礎的な実践力を鍛える産業保健師育成プログラムサービスをご提供しています。
産業保健師に必要なスキルや基礎知識、企業で働く上での考え方を網羅し、実践力を鍛え、産業保健師としての成長と自己実現につながる講座となっています。
一緒に成長していきましょう!


\ 産業保健師の実践力を鍛える/
最後までお読みいただき、ありがとうございました!これからも産業保健師としての成長を応援しています!


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- 産業保健師の転職支援の実績
- 延べ約50名の転職相談を担当し、内定率90%を達成
- 履歴書・職務経歴書のブラッシュアップ支援により、書類通過率90%
- 模擬面接+フィードバックにより、「自信を持って面接に臨めた」と高評価
- 産業保健師の実務相談および育成プログラムの実績
- 個別実務相談(事後措置・休復職支援など)を約10名分実施
- 「入門コース」(5名)→「実践コース」(11名)の育成プログラムを提供
- 産業保健師向け勉強会(つながる産保カフェ)を毎月開催し、延べ参加者数30名以上、「勉強になった」「新しい視点を得られた」と高評価