産業保健師の文章力を鍛える方法
こんにちは!産業保健師のなのんです!
今回は、産業保健師の皆さんにとって非常に重要でありながら、あまり注目されていないスキル、「文章力」についてです。
産業保健師2年目の方からこんなご相談をいただきました。
私は、文章を書くのが苦手意識があり、うまく伝えられていないと感じています。
なのんさんの文章はわかりやすく、読みやすいのですが、
もしなのんさんが文章力を鍛えるためにやったことがあれば
教えていただきたいです。
お褒めのお言葉、ありがとうございます♡
私も産業保健師になりたての頃は文章力が足りず、苦戦していましたよ〜
だけど、書き続けることで徐々に上達することができました✨
産業保健師は、レポートや報告書の作成、人事担当者や上長、産業医へのFBのメールの作成、健康便りの発行など、産業保健の現場では多くの場面で文章を書く必要があります。
誰にでも伝わりやすく、読みやすい文章を書くことで、より効果的なコミュニケーションが可能になります〜。
今回は、産業保健師の文章力を鍛えるための方法を5つご紹介しますね✨
対象者を意識した文章を練習する
まず大切なのは、「読み手である対象者を意識する」ということです。
産業保健師がコミュニケーションをとる相手には、従業員、人事担当者、所属長、産業医などが含まれます。
従業員向け:専門用語を避け、平易な言葉で説明する。
人事労務担当者向け:専門用語を適切に使い、具体的なデータを含める。
所属長向け:意思決定に役立つ簡潔で要点を押さえた文章を書く。
例えば、従業員に向けた健康啓発の文章では、専門用語を控え、比較的わかりやすい表現を心がけましょう。
反対に、企業の管理職や人事担当者に向けたレポートでは、会社の方針や方針に関連する専門的な非表現や専門用語で書くようにしましょう。
相手が誰なのか、どのような情報を求めるかを意識することが大事です。
文章を書く際は、全社的な通知であっても個人へのアプローチのどちらであっても、常に「誰に向けて書いているのか?」を意識して、相手にとって分かりやすい文章を心がけるようにしましょう。
場面に応じたトーンや表現を練習することで、誰にでもわかりやすい文章が書けるようになります!
なるほど!対象ごとにトーンや表現を変えていくんですね!
明確な文章を書く
長文や曖昧な表現は避け、短く要点を押さえた文章を心がけましょう。
長すぎる文章や回りくどい表現は、相手を混乱させたり、誤った判断を下す可能性があります。
そのため、短く要点をまとめ、伝えたい内容をわかりやすく伝えることが重要です。
- 主語と述語を明確にする。
- 一文一意を意識する。
- 不必要な修飾語を削ぎ落とす。
たとえば、箇条書きやリストを使用することで、複雑な情報も視覚的に整理しやすくなります。
まずは何を伝えたいのかを短く要点を書き出し、整理すること。
このような明確な文章を書くには、まず何を伝えたいのかを明確にして、不要な表現を減らす練習をしたら良いと思います。
要点を整理せずに、思いのまま書いてました。
自分よがりの文章になっていたかもです、、
フィードバックを受け取る
文章の改善には、他者からのフィードバックが非常に役立ちます。自分だけで文章を書くだけでは、間違えてしまうポイントも多いと思います。
- 同僚や上司に文章を読んでもらう。
- 改善点や具体的なアドバイスをもらう。
- フィードバックをもとに文章を修正する。
こうしたプロセスを繰り返し、指摘箇所を修正していくことで、文章力が自然と向上し、よりわかりやすい表現ができるようになります。
チャットGPTを活用することもおすすめ♡
チャットGPTからのフィードバックは、自分では気にも止めない文章の癖や誤りを発見するのに非常に役立ちます。
フィードバックをもらうという発想がなかったです。。
上司や先輩に確認してもらいます!
文章を書く習慣を作る
日々の業務やプライベートで文章を書く機会を増やしましょう。文章にすることで、言葉の表現力や構成力が自然と鍛えられていきます。
- 業務日誌:毎日の業務内容を簡潔にまとめる。
- 日記やブログ:自由に表現する場を作る。
- メモ:簡単なメモ書きでも練習になる。
ブログやSNSを使うことで、さまざまな相手に向けた表現やトーンの使い分けが身につき、文章を書くスピードも上がります。この習慣は、産業保健師としての業務でも使えるだけでなく、個人の表現力や構成力の向上にもつながります。
私が産業保健師1〜5年目までは、学びのアウトプットも兼ねて
3行日報を毎日Excelに書いていましたよ〜!
業務日報!取り入れてみます!
目から鱗の情報、ありがとうございます!
書籍や講座で学ぶ
文章力を専門的に学ぶことで、体系的なスキルアップが可能です。
- おすすめ書籍:ビジネス文章やプレゼン資料の作成に役立つ書籍を読む。
- 講座やセミナー:文章力向上のための専門講座に参加する。
書籍から文章の書き方に関するヒントを得ることで、さらに効果的な文章が書けるになります。
また、学びの場を活用することで、新しい視点を得たり、これまで知らなかった表現方法を身に付けたりすることができるため、実践的なスキル向上につながりますよ〜。
私が産業保健師1〜5年目の頃は、メンタリストのDaigoさんの本や人の心を動かすような文章術が書かれた本を参考にしていました。
おすすめ書籍一覧
新しい文章力の教科書
文章力が、最強の武器である
人を操る禁断の文章術
書籍で学ぶのも大事ですよね。
看護師時代は、文章力を学ぶなんで考えたこともなかったので、
産業保健師は幅広いスキルが必要なので
地道に学んでいきたいです!
まとめ
産業保健師の文章力を鍛えることは、従業員や企業とのコミュニケーションを円滑にするために非常に重要です。
自分に合った方法で文章スキルを高めましょう。
焦らず、自分のペースで取り組んでいこうね✨
もしお悩みがある方は、育成プログラムに参加することで新たな気づきを得られるかもしれません。みんなと一緒に成長していきましょう!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!これからも産業保健師としての成長を応援しています。